キルギス民族衣装ファッションショー
「ハントゥンХантун」コレクション 

「ハントゥン」とは、「ハン(汗)の妻」の意。キルギスではかつて、階級や年齢、配偶者の有無までが、衣服によって判るようになっていた。2014年にイレシュ グルジャンによって制作された「ハントゥン」コレクションは、19〜20世紀の資料を元に民族衣装を復元したものであり、アクセサリー類はアンティークを多用。キルギス人の美意識や、かつての遊牧生活様式をわかりやすく紹介する。


イレシュ グルジャン Иреш Гулжан

画家。1970年ジャララバード州生れ。キルギス国立工芸大学で経営学部を卒業後、同大学に属する民族衣装美術館で画家・設計士として働く。2011年ビジュケクにてオルド サフナと当時オルド サフナのソリストであったリスクロワ・グルザダに民族衣装を作り始める。「ハントゥン」民族衣装コレクションで様々な賞を受賞、国内外で高い評価を受けている。

今回のオルド サフナ来日公演の総監督も務める。